シングルの発売以来、リリリリさんのMaihimeをヘビロテしているけど、未だに「代替できない仲間」を「大体できない仲間」と聞き間違えてしまう。のは、ここだけの秘密です。どうもこんにちは、麦です。
さて、早くも4月がやってまいりました。ということは、もうすぐ新作アニメが雪崩を打って到来します。かれこれ20年程、アニメの海に溺れている者としては、その荒波に揉まれるのもやぶさかではないといいますか、体が打ち付けられる度に快感すら覚えますが、よい子のみんなさんにおかれましては、今すぐ救難信号を出すことをお勧めいたします。助けが来るとは限りませんが、堕落の潮流に諦めて身を任せるよりは、抵抗を試みた方がいくらかは健全でしょう。まあ、よい子、などと称され得る清い精神を持った人間が、このブログを読んでいるとは到底思えませんが、一応。兎に角、今期放送予定の新作アニメの中から、個人的に興味を惹かれたものを紹介していきたいと思います。ものすげえ偏ったラインアップであると、予め断っておきます。
この素晴らしい世界に爆焔を! – 風の噂によると、金崎氏はほとんどノータッチらしいが、めぐみんとゆんゆんがいるから地雷にはならないでしょう。このすば二期からはだいぶ、期間が空きましたね……アニメ業界全体の逼迫っぷりが伺えます。あるいはもっと長閑な理由があるかもしれませんが、こうやって勘繰らざるを得ないのが、昨今のアニメ業界。と、某角川に物申したい。いや、角川に絞っていいかどうか、判断しかねるところではあります。一個の腐ったリンゴが全体に悪影響を及ぼすと謂うけれど、この場合、むしろ籠の方が腐っている、と見るのが妥当でしょう。話がそれました。高橋李依さんと豊崎愛生さんにこの荒んだ気分を癒してもらいたいものです。
私の百合はお仕事です! – 率直に申しまして、彩 度 が お か し い 。色彩設計、もう少しなんとかならなかったのでしょうか……。しかしまあ、PVや番宣を見る限り、思ったよりは動いています。なにより、ゆかり姫もいるのであれこれ論うのは野暮ってもんでしょう。実は初め、小倉唯さんが陽芽を演じると聞いたときは、正直人選に疑問を覚えました。が、いざ蓋を開けてみると中々のはまり役なのですから、プロの仕事に一般人がお気持ちで容喙するのは文字通りお門違いですね。一つ、教訓を得ました。あと数億くらい教訓を得たら、私も愈々、人間を名乗ってもいいかもしれません。それはそれとして、果乃子がいきなり「陽芽ちゃん、ちょっとお時間いただきます!」と言い出さないか、今から冷や汗をかきまくりです。ブルーアーカイブに脳が汚染されている証拠です。もうすぐ症状が進行し、ブルーアーカイブはいいぞとしか言わなくなるでしょう。そしてそれを幸せな最期なのかもな、などと考えているのが一番やばい。やはりガチャには手を出すべきではありません。趣旨がズレてはいないか?
バディゴル 第二期 – 二期じゃないでしょう単なる分割クールなんでしょう。なんでもいいけどさ。薔薇がどんな名称でも芳しくは馨るものです。そしてまさしく、馥郁たるかほりを放つのが、BIRDIE WINGです。カービィボウルでも見ないようなとんでもコース。咲ばりの特殊能力を披露するゴルファーたち。いきなり差し込まれるガンプラネタ。女を堕としまくる鬼頭明里さん。爆裂する機械の腕と、炸裂するロケット弾。その怪作っぷりを前に、流石の私も体言止めを濫用するほかありません。オタクならばBIRDIE WINGを見るべきです。むしろBIRDIE WINGを見ないならばオタクではありません。などと、各方面に喧嘩を売ってみたところで、次に移行しましょう。
ワールドダイスター – タカヒロ氏によるスタァライトのパクリ。タカヒロ氏によるまどかのパクリがそれなりに面白かったので、こちらも見ようと思っています。氏がお得意の右翼ネタをどうやってねじ込むか、今からとても楽しみにしています。(一応言っておくと、皮肉です。)というのも、前情報らしき前情報がほとんどなく、今のところはそれくらいしか期待しようがありません。OHPをもう一度確認してみたけれど、やはりSTORYの文字が灰色のままで、あらすじすらわかりません。ソシャゲの方も、未だに開発元や配信時期が判明していません。音ゲーのようなので、実は多少は興味がありますが、早く詳細を知りたいものですね。セガの譜面作りに影響を受けていないことを祈っています。切に。
ひろプリも引き続き視聴。ソラましのイチャコラだけで4クールくらいは余裕で持たせられるので、まあ安泰でしょう。最終的には二人が祝福の華に誓って世界を紡ぐ者となる、くらいの百合度がほしいですね。つまりはお堅い水星人がクレームを入れる程度の恋愛描写があると嬉しいのですが、それはさすがに女児アニメ、というかニチアサに望みすぎですかね。ガンダムの方は……あまり期待しないでおきます。スレミオ結婚エンドなら二期見ます。
ここ最近ハマっているweb小説を紹介しておきます。『週に一度クラスメイトを買う話』、通称週クラ。勿論百合です。私が百合以外の話をするときは、地球が逆回転しているときです。この記事で既に何度か百合以外の話をしているので、地球環境の激変に備えておくといいでしょう。閑話休題。タイトルから察される通り、ヒロイン二人の関係があまり健全ではありません。しかしその不健全さこそ、本作の最大の魅力であると、わたくしめなどは考えています。抑々現実では物語のような「健全」な関係が少なく、少しばかり奇特で、純粋でない「愛」の方が、ずっと説得力があるように思います。寸毫も打算を包含していない「純愛」は美しいかもしれないけれども、畢竟それは美しいだけの幻想で、友情と違い愛情は確実に見返りを求めます。仙台と宮城、二人の少女が互い(或いは己)を試しながら胸の穴を必死に埋めようとする姿は、魂の琴線を震わせずにはおきません。あと普通に描写がエロいのでオススメです。(ながやまこはる風
久しぶりに書評を一つ、拵えてみたけどいかがでしたでしょうか。今は仕事が忙しくないので堆く積った本の山(非物理)をどうにか崩しておきたいですね。裏ピの新刊とか、まだ読めていないものが多すぎてちょっと辟易しています……いや完全に自業自得ですけれども。
では、また。四月一日の嘘でした。つーかなぜに敬語?